仕手株の仕組みと今後の狙い目を調査。この先、どのような動きを見せるのか仕手株市場を把握していく必要があります。ぜひ当サイトを参考にして仕手株について学んでいきましょう!

仕手株の主役がダイエーからピジョンに

日本の戦後からの高度経済成長時代には、国内の小売り産業の中から企業が大きく成長するところが生まれました。そうした銘柄としては、総合スーパーで店舗を拡大したダイエーが挙げられます。ダイエーでは食品や生活用品を個人商店より安く販売するようにしたことで、主婦などの消費者層の支持を集めた結果、業績が急拡大しました。これにともなって、ダイエーは仕手株化するほどに注目を集める企業となっています。しかし、ダイエーは日本経済がバブル崩壊の時期を迎えた後は、経営が大きく傾くこととなります。2000年代に入ってダイエーの業績が低迷するようになると、以前とは逆の意味で仕手株化することがありました。ダイエーの株価が1株あたり100円を割っている状況で、一部の投資家によって株価が大きく引き上げられるような現象が起こっています。最終的にダイエーは大手のスーパーの傘下に入り、今では企業名を目にすることもなくなっています。近年においては、国内の経済の成長が鈍化したことから仕手株は海外で稼いでいる企業へ移ってきています。海外の売上げを伸ばしている企業では、とくに中国などの新興国で販売を増やしているところが注目を集めています。そうした新興国で活躍する企業としては、ピジョンが有名です。ピジョンは哺乳瓶などの赤ちゃん用品などを中心に販売していて、中国では安心安全な商品として主婦の支持を集めるようになっています。ピジョンでは国内での販売が低迷しても新興国の販売が大きく伸びているため、全体の業績は拡大する傾向が続いています。今後も新興国経済の発展は続く可能性が高いことから、ピジョンには投資家の注目が集まりやすく、今後も折にふれて仕手株化することが考えられます。