仕手株の仕組みと今後の狙い目を調査。この先、どのような動きを見せるのか仕手株市場を把握していく必要があります。ぜひ当サイトを参考にして仕手株について学んでいきましょう!

ANA株価は仕手株か?現在売り残急増中

現在のANAは信用売り残が急増しています。
仕手株の特性として信用売り残の増加があげられますが、ANA株価は仕手株ではありません。
通常仕手株は割高な水準まで株価が上昇すると、下げを狙った投資家の空売りを飲み込みながら上昇していきます。
安値で空売りを入れてしまった状態を「担がれる」と呼びます。
そして、株価の上昇で損失が膨らみ耐えられずポジションを閉じる(買い戻して返済する)ことを「踏む」と呼びます。
空売りが増えた銘柄が、そのようになった相場を「踏み上げ相場」と呼びます。
しかし、ANA株価はそのような現在の株価が割高だという理由で空売りが急増している訳ではありません。
株主優待と配当をとるために、現物を買った投資家が、株価の変動リスクを抑えるために空売りを入れてヘッジしているためです。
したがって、配当取りが終わるともっている現物株を渡して決済されます。
つまり、権利確定日までは売り残は増加しますが、確定後は急激にもとの売り残へと残高は減少します。
そして、現物株を買うと同時に空売りが行われていますから、株価に与える影響はゼロという事になります。
この方法を使うと、株価の変動リスクを回避できるため、株価が急落するなどのアクシデントで現物株の損を被る事はありません。
しかし、現物と信用売りを行う際の手数料が必要となるほか、空売りが増えたために発生する逆日歩をとられることになります。
これは、空売りを行っている期間毎日必要となる金利です。
ANA株価の場合は3/25日現在0.05円の逆日歩がついています。
これは1株につき払わなければならないため、1000株を空売りすると、毎日50円支払うことになります。
そのほかに、現物を売った価格よりも高値で空売りは行わなければなりません。
買った値段と、空売りを行った値段の差が損もしくは、利益となるためです。